西南海岸と海上に分布する、韓国最大の国立公園である。1981年、14番目の国立公園に指定された。面積は約2,321.2㎢(陸地334.8㎢、海上1,990.4㎢)に達する。
温かい海洋性気候の影響で生態的保護価値の高い常緑樹林があり、過去の火山活動によって形成された島や奇岩は独特な美しさを保っており、保存価値が高い。
多島海海上は温暖多湿の気候により、椿の群落に代表される常緑広葉樹林帯をなしている。植物は1,541種、動物はほ乳類11種、鳥類147種、昆虫類885種、両生•は虫類13種、海洋魚類154種、淡水魚類11種、絶滅危惧種としてナタオレノキ、カワウソ、青大将、風蘭などが棲息している。