1975年、11番目の国立公園に指定された。白頭大幹を中心に、月精寺地域と小金剛地域に分けられる。
面積303.929㎢の五台山国立公園は江原道・江陵市、洪川郡、平昌郡にまたがっており、海発1,563mの毘盧峰が主峰であり、上王峰(1.491m)、東台山(1,434 m)、頭老峰(1,422 m)、虎嶺峰(1,561 m)の五つの峰が屏風のように連なり、東に離れて立つ老人峰(1.338 m)の麓には絶景の小金剛が位置している。五台山は峰のほとんどが平らで、峰を繋ぐ稜線の傾斜も緩慢であり、平らな土山としての特徴を有している。
五台山には計3,788種の動植物が棲息している。中でも植物は韓国種30種を含む1,040種、動物はほ乳類28種、鳥類103種、両生類13種、は虫類12種、魚類35種、昆虫1,976種、蜘蛛157種、大型の底棲無脊椎動物147種が棲んでいる。